
市内の若者や求職中の人に向けて舞鶴の「働く場」を紹介するウオッチグッド カンパニー。今回は倉谷地区にある「㈱田中工務店」の土木部長の和気さんと、千明さん、山﨑さんに加佐地区の工事現場で仕事内容や、やりがいを伺いました。(平成31年1月号の広報まいづる掲載)
安全への的確な指示を
『株式会社 田中工務店』
(和気さん)この現場では今、道路法面の防災工事を行っています。当社は管理会社なので、実際に作業をする下請け業者さんが力を存分に発揮できるよう、工程や工法を調整します。下請け業者さんはその道のプロなので、話を聞き、効率を考え、工期を守れるように管理します。管理の上で信頼関係はとても重要です。また、工事管理だけでなく、騒音などで近隣の皆さんにご迷惑をおかけする場合は、地元へ顔を出して、きちんと説明を行いコミュニケーションをとることも大切な仕事の一つです。現場によって管理する方法は違うので、その都度適正に対応しなければいけません。ただ、どのような時も一番大切にしているのは安全面で、事故なく家に帰れることを常に考えて指示を出します。
(千明さん)私は現場管理の仕事が2つ目の部署になります。前の部署で現場に出る機会があり、そこで現場職に興味を持ちました。面談で希望を出し、配属が決まりました。現場は、刻々と工事が進んでいき完成に近づくため、毎日変化があります。小さな作業が積み重なって大きなものが完成していく様子は楽しいですし、それに携わっているという喜びもあります。こういった職種は女性がまだ少ないですが、上司の皆さんは丁寧に教えてくれます。私に続いて現場監督になりたい女性が来てくれたら嬉しいです。
(山﨑さん)私は入社してから3か月しか経っていませんが、入社前の説明会で人事担当から、中途入社でも面倒見のいい先輩が多く、また、10年以上勤めている人が多くいるなど働きやすい環境の会社だと聞き、魅力を感じました。実際入社するとそのとおりで、素人の私にも分かりやすく教えてくださり、プライベートの相談にも乗ってもらえます。
(和気さん)今当社では新卒採用を積極的に行っています。未経験で入社してくる人は、先入観なく知識を吸収して成長してくれるので教えがいがあります。ただ大切にしてほしいのは、自分らしくあること。私の色に染めてはいけないと思っています。安全面など絶対に守らないといけない最低限のことはありますが、それぞれの得意分野を生かして活躍してほしいと思います。
プロフィール
土木・鉄道土木・舗装・建築、それぞれの工事の管理を手掛ける会社として昭和28年に創業。知識と経験を積んだ「人」を財産と考え、港湾整備・鉄道橋梁工事・道路舗装・公共施設の建設や耐震補強など幅広い業務を展開。舞鶴で創業して以来、住みよい街づくり、便利な街づくりを建設業という立場から支え続けている。
㈱田中工務店の企業情報や求人情報は『企業ガイド』にも掲載中です。
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