
市内の若者、現在求職中の人に向け、舞鶴の「働く場」をご紹介するウォッチ・グッド・カンパニー。第1回は、喜多地区にある和幸産業㈱舞鶴工場で、工場長の坂田さんと社員の桐川に職場環境や求める社員像について聞きました。(平成30年5月号の広報まいづる掲載)
メイドインジャパンの製造力!
『和幸産業株式会 舞鶴工場』
(桐川さん)職場環境は良いと思います。のびのびとメリハリのある仕事をさせてもらっています。いろいろな相談をした上で、許可をもらい、「こうしたい」という自分の思いで作業をさせてもらうことも多く、上手くいったときは達成感があります。大きな会社と比べて、若手の意見も聞いてもらいやすと感じています。
(坂田さん)コミュニケーション不足のせいで仕事がうまく進まないという状況は良くないですよね。大きな会社なら社員の人数も多く、つながりが少なくなってしまうこともあるかと思います。うちの社員は約40人(舞鶴工場)なので社員同士のコミュニケーションもしっかり取れています。普段からアットホームな環境づくりを心掛けていて、3か月に1回程度のバーベキューや花見などといったレクリエーションで交流を深めています。
◆求める社員像
(坂田さん)「求める社員像」は、とにかく興味を持ってもらえる人です。私たちが手掛ける製品はほぼオーダーメイドで、多種多様な作業工程があり、特定の知識を持っているだけではできないこともあります。難しいと思い込み「自分には無理だ」と判断するとその人自身の成長も止まってしまいます。一つの作業だけに興味を持つのではなく、いろいろなことを経験したいと思ってもらえる人に来ていただきたいですね。
(桐川さん)入社するまで、図面を見たことも機械を触ったこともない社員でも、1年経つとレーザー加工機を操って仕事をしています。やる気と仕事への興味があれば、どんどん吸収して、何でもできるようになると思います。
◆本市の基幹産業である造船業を支える和幸産業㈱舞鶴工場は経営者と社員が同じ思いを掲げながらオンリーワンのものづくりを行う「グッド!」な会社です。
プロフィール
和幸産業㈱は、本社を神戸に置き、主に船舶関連の製造と工事が得意。舞鶴工場では船舶艤装品(※)を製造し、タンカーやフェリーなど中型船の艤装品を多く扱う。創業当初は社内に製造部門はなく、船のメンテナンスが中心だったが、かつて船乗りであった社長の「自社でも製造したい」とのおもいから製造部門を立ち上げた。中国にある関連会社から製品をコンテナで輸送するため、港の近くに立地することが大切ということから、6年前に舞鶴工場が新設された。
※船舶艤装品・・・手すりや階段のほか、甲板機械と呼ばれる船のいかり、ロープを巻き上げる装置など船の甲板上にあるさまざまな部品のこと
和幸産業㈱の企業情報や求人情報は『企業ガイド』にも掲載中です。
「Watch!Good!Company!(広報まいづるH30.5月号~)」「若もんワーク&ライフ(広報まいづるH28.5月号~H30.3月号に掲載)」のバックナンバーはこちらから